「英語ではこう言わない…」に騙されるな!その1
本当にね、日本で英語教えてる人々って
ヒ・ド・イ
んだよ。学校の先生?ああ、それもね。喋れないとか普通だもんね。まあそれもヒドイけど、今言ってるのは、その他。つまり、アメリカ生まれとか、外資系blahblah商事で海外勤務後に起業、とか個人でやってるのと、あとお馴染みの英会話スクールで教えている、いわゆる「ネイティブ先生」のこと
あ、それだと俺も半分入っちゃうな…
まあ、今回の内容は自分も含めてもいいかもしれない。
まあ、「ヒドイ」とは言ったが、悪いって意味ではない。日本語難しいんだけど、えーとなんだ「いけず」とかそういう感じ。
「全員」が多かれ少なかれ、大嘘をしゃあしゃあと教えた経験があると思うんだな。自分も含め、だ。
おお、業界に喧嘩売ってるぞ。いや、自分ロックスターだからさ、そういうのが真骨頂なんでね。
かいつまんで言うとね。
正直、例えば日本にいるアメリカ人先生によくあるんだが
「ああ、英語ではそういう表現はしないです。xxxx ですね」
「それ発音違う、英語では xxxx ですね」
なんだ、いい先生じゃないか。
ではなくて…この
「英語では」
がね、ヨクナイ。この
「英語では」
が
「アメリカでは」
なら正解なんだけどね。
ちなみに
「奴ら、アメリカが全てだと思ってやがる、けっ」
とディスりたいわけではないのです(実際そう思ってるやつも多かったりするけど…)
実は分かっていながら、生徒さんを混乱させないために、ザクっとそう言い切ってしまう!というのであればそれは逆に”素晴らしい!”と思うし、そこまで考えないとしても、ビギナーの生徒さんに説明するのにゴタゴタと話すのは賢明ではないし、優しくわかりやすく話そうとすれば
“Okay. In English, we say…”
となるのはごく普通。実際あまり問題はない。
だけれども、やはり結果的に「正確でない」ことを教えてしまうとなるので、ちょっとね。
正直うちのインストラクターでも入ったばかりの時はたまにやってしまうことがあったので、それは最初に注意しとくんですよね。人によってはムッとするだろうけど、うちのインストラクターはみんな素直でいい人たちだから大丈夫。
では、あるサイトで見つけた顕著なやつを具体例として(このサイトをディスる気持ちは全くありません。いいサイトじゃないかな)、”正確でない事実”を教えてしまう状況を考えてみよう。

こう書いてくれてる。後半の具体的な説明の部分ね。自分はそこまで考えて話したりはしないけど、「そうだっけ?そう言われればまあ正しいのかな?」という気もするし、でも、残念だね、って場面で「I’m sorry ~」よく言われるけどなあ。むしろ「I feel so sorry ~」なんて言われたことはないと思うぞ…。
で、ちょうど友人のブリティッシュの猫ちゃんがお亡くなりになって「お気の毒」って書いたばかりだったので、「じゃあ自分はなんて言ったかな?」ってことで見返してみた。

So sorry… だった。 I’m とか I feel とか関係ないじゃん 笑
ちなみに他の人々のコメントも覗いてみると

やっぱり、So sorry… が多い。
では問題の「I’m sorry ~」はどうか?

I’m sorry ~ めっちゃある 笑
少なくともブリティッシュは、謝罪だけでなく、お気の毒系にも使う、ということがわかりました。
とにかくね、”センセイ”の言うことは全てが正しいわけではないんだよ、ということ。世の中何事においてもそんなもんだし、まあ一応頭に入れておいてね、というお話です。
これはなかなか面白いネタなので、今回「その1」として、続編も書きましょうね〜。
Yoshiは private tongue (造語、意味わかりますよね)が、もちろんブリティッシュ寄りなんですが、教える時はスイッチを一般モードに入れて、単語、フレーズ、発音、スペルを教えるように心がけていますが、ほぼ常に、米では〜、英では〜、とコメントしています。これは必ずしもいいわけではないと思っていて、生徒さんにとっては不要な情報を押し付けているのでは?と気にはしています。でも、そういうコメントをすることで覚えやすくなってくれるといいなと。自分独特のスタイルですね。
Yoshi