褒め言葉シリーズ、からの〜、absolutely の使い方
いつもやっているアレです
ちょっとレッスンぽくなるので、読むとお得だよ
Yoshi の新しい動画に対する世界中のファンの皆様の嬉しいコメントの一部を抜粋して紹介しています。今回はちょっと手のかかる曲だったので、皆様のコメントもやや”熱い”感じもするね
今回からはその動画のリンクもつけとこう。YouTube もあるけど、これみてる人は英語を勉強したい人だから、コメントが多くついているFacebookの方がいいよね
https://www.facebook.com/watch/?v=1342811626072471
というわけで、今回はこの辺りを見てもらおうか
Absolutely という単語がいくつか見えるよね。表題にもある通り、今日はここにフォーカスしよう
とにかく「強調」したいときに使う。ちなみに、今回紹介の5名様はみんなブリティッシュだけど、この連続した5名のうち、3名が brilliant また3名が absolutely を使っている。そして
Absolutely brilliant!
ブリティッシュがよく使う Brilliant! という褒め言葉にさらにターボがかかる感じだ。もうこれ以上のレベルはない。これを2名が使っている
実は、褒めたいときはみんないろんな言い方を工夫して褒めるくれることが多い。自分は人と違う、めちゃくちゃ感動したんだ、…を表現しようとしてくれる
ところで、Yoshi がスクールで生徒さんに「まず覚えて欲しい定番褒め言葉」のうち、”最上で、しかもフォーマルにも対応できるもの”としてオススメしているのは
Fantastic!
英国が好きな生徒さんにはもちろん Brilliant! も。他にも無限にあるんだけど、まず考えずにパッと出してもらえるようにこれだけ。慣れてきたら増やす。それでTPOによって使い分けられるように、という流れだ
absolutely に戻ろう
これは adverb というやつなので、形容詞や、動詞(あるいは文全体)を修飾する…うーん、日本語ってなんだかわかったようでわからないぞ…
とにかく、absolutely はそこらへんを強調するわけ
”めちゃめちゃ” という日本語に近い、もっと品のいい言葉だけどね
ただ使用上の注意がある。これは
”元々の意味が強い形容詞にしか用いない”
どういう意味かというと
Absolutely brilliant!
Absolutely fantastic!
とはいうけど
Absolutely nice!
Absolutely good!
とは言わないよ、ということ。これは褒め言葉ではない普通の形容詞に対しても同様で
Absolutely clean!
とは言わない
え?と思った人。そう clean てのは「普通の形容詞のキレイ」であり、実は「キレイの強いバージョン」がある。スーパーサイヤ人とかそういう感じだ、知らんけど
それは spotless という単語
Absolutely spotless!
と言ったら、もうそこは病院の無菌室とか、シ◯ープの工場のクリーンルーム(あ、気付いちゃったけど、ここで”クリーン”とか言ってたらダメじゃないか、日本人…)のようなものだ
逆に汚い方の dirty にはfilthy という強力バージョンがあり
Absolutely filthy!
となったら、もう絶対にお目にかかりたくない汚さであろう
また、怒っているときとか angry は実は”普通”なのであって、強力バージョンの”激怒” がある。furious という
Absolutely furious!
どれだけ怒っているのか、想像がつかないが、「あ、多分アレをやったらうちの妻はそうなる」とかいうお父さんたちも世の中に多いのだろう。furious を覚えやすいという意味で勝ち組だな
ところで、逆もまた真なりで(これ、英語で Vice Versa という)
これら brilliant, filthy, furious のような強力バージョンには、very とか really とかはつけない
アルマーニのスーツで決めているのにアディダスのパチモンのでっかいリュックをパンパンにして背負っているとか、あるいは上から下までユニクロなのにルイヴィトンのバッグを持っているような感じだ
人の勝手だけど、どう考えてもおかしい
通じるけど、おかしい
最後に、absolutely の主な使い方として、全然違うやつ
「もちろん!」という返事として使う
Customer: Can I try this shirt?
Shop staff: Absolutely.
Yoshi