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in?at?for?about?on?by?教科書ではわからない前置詞その1

前置詞

そう、アレです。

なんでそこinなの?え、こっちはat?あれ?それってforなの?aboutではダメなの????

うわぁあああああああ!!!!

というアレです。

まず、大前提として、inだのforだの使われている場合、文内には2つのパターンがあることを知っておく必要がある。まず、日本人はこれを知らない、あるいはいいかげんにしか考えていない。

1. 動詞 + 前置詞
2. phrasal verb

2の場合は、もうそういう言い方に決まっているので、理屈ではなく、そうなんだからしようがない、あんたが泣こうが喚こうが、そう決まってるんだからそう覚えるしかない。例として

「克服する」 = “get over”

この”over”は

なんで”over”なの?と言われても、どうにもならない。理由などない。これが使われ始めた頃には多少の理由があったが、今更どうこう言っても始まらないのだ。この場合の”over”は単体の前置詞として考えると日本人には辛い。”get over”という一つの「語」なのだ、と考えるべきだ。

その上で、まず

1. 動詞 + 前置詞

の話をしていく。今回は入門編

「ある程度」の決まりがあるのは場所や時間について。あくまでも「ある程度」だが。

これは学校などでも教わるだろう。

at は狭いところ

inは広いところ

のようにね。

時間に関しては

at は瞬間

in は期間

とか。

まあ正しいものもある。

I had a breakfast at McDonalds.

I live in Kichijoji.

マクドナルドと吉祥寺

まあ大きさの差があるわな。そりゃマクドナルドの店舗に比べれば吉祥寺は広い気がする。

しかし

この考え方はそのうち破綻する。

I arrived at Haneda airport at 2pm.

と習うだろう。

あ、空港はatでやるんだね、と思ってしまうだろう。空港はでかいけど、「吉祥寺」とか「東京」に比べれば小さいものなあ。

しかしだ。「羽田空港には何軒か蕎麦屋がある」の正解は

There’re some soba restaurants in Haneda airport.

である。

“in” ですよ。

教科書でしかやっていないと、こういう状況の英語を知らないかもしれない。そこが学校教育である。

ともあれ、なぜそうなるか。

場所が「大きい」か「小さい」か、なんて、絶対的な基準はないでしょう?

話題となっている状況で、それが大きいか小さいか、相対的に考えるのですよ。

空港なんて、そう小さいものではないけど、atで「小さく」捉えるというのは

その「旅程」

例えば羽田、札幌間、あるいは、成田、ロンドン間、で考えれば、空港は「点」だから。

一方、羽田の蕎麦屋の方は、蕎麦屋の店に比べたら羽田空港は「大きい」から。

空港だから、ナントカだから at, in, とかいうのは一概に決まらず、

「状況で決まる』

ということなのだ。

次に、時間に関して

こっちは結構素直で、期間(duration)が短いとat、長いとin、間がon、で「大体」はOK

at 2pm

on Monday

in March

の感じ。ただし。やはり、そう簡単にはいかない。

クリスマス

ちなみに、日本で X’mas というふうに謎のアポストロフィを入れる場合がいまだにあるが、あれは謎の大間違いで、正しいのはXmas。どこでアポストロフィがついたのだろう?ちなみに年末年始系は日本は終わっていて、謎のKFCを食うアレもそうだし、年賀状でたまに見る

A Happy New Year! は大間違い。その”A”は何なん????

正しいのは Happy New Year!

たぶん I wish you a Happy New Year. を見た人がいいかげんに使い始めたのかね。

さておき、クリスマス

at Xmas

が正しい。

“at” だよ。

知らなかったでしょ(自信満々)。

まず、Xmasは12月25日だけと思っているのが違う。確かに12/25はクリスマスその日であるが、欧米感覚では「クリスマス」というとイブを含めた「その辺の期間」である。”Xmas time” という感じかな。

へぇー

と思いましたね。よろしい。

あれ?でも、そうしたら余計”at”はおかしいじゃん。日付だったら”on”なんだから数日あれば、むしろ期間は長いから”in”じゃないの??

気持ちはわかる。わかるよ。

そこがね

「一年」という期間の中での「1点」だから”at”なのよ。

これも相対的に見ているわけです。たぶん。

今回の話をまとめると

「次に来る名詞が〜だから前置詞は〜」

という単純な法則は

「ない」

とは言わないけど

「ない」と思った方がいい

ということ。

これは、もっと複雑な他の前置詞の用法につながる重要な話。

今日のはいっちばん簡単なやつですからね。おさえておきましょう。

続く(たぶん)

Yoshi