「いきなりストーリーを語りたがる日本人」を脱却した話し方
日本人って結論を最後の最後に持ってくる、っていうでしょ。
ていうか、結論をはっきり言わないよね。
それどころか、どうのこうの言っといて、ある時点で突然
「要は…」とか
「言っちゃえば…」とか
それまでの話なんだったんだよ…ていう話し方する人いますね。
あれ、ホントーーーーーーーーに腹たつね。
そこへいくと英語の場合は、大雑把に言えば最初に結論言うのが標準だから、いいですね。
さっきみたいな喋り方する日本人はまず一生英語話せないね、ザマミロだけど、日本人だと多かれ少なかれその傾向があるから、皆さんも気をつけないとね。
よくあるやつ。
A: Heeey good evening, man! How was today?
B: I got up at 7 o’clock and ate breakfast, which is traditional Japanese… blah blah blah
おいおい、あんたが朝起きたところから、密着レポのような感じでずっと話すつもりかい…
でも、ここまでひどくないけど、多くの皆さんがこの傾向なんですよ。
A: Heeey how’re you doing, mate? Busy?
B: Ya…
A: How long did you sleep last night?
B: Ugh.. Ugh… えーと、2、3..(指折って数えている)6、あ、いや5、 そう
5 hours!
A: (待ちくたびれて寝ていた) Wha? Ah, okay…
こうなる。医者じゃないんだから、そんな細かく聞いてないよぉ。あなたの睡眠4時間でも5時間でも、あたしの人生変わらんよ…
だからテンポの悪い会話になっちゃうんだよね。
欧米の人の会話聞いてごらん、ホントいい加減だよ。いいのそれで。
相手に「聞く」と言うのはなんつうか、マナーで聞いてるけど、それに厳密な数字で答える必要はないです。お医者さんとか、法廷は別だけどね。
うちの生徒さんには執拗に言ってることなんだけど
「まず、大雑把に答える」
これをやってね!いつも使ってる慣れ親しんだフレーズで反射的に応えて!
A: How many times have you visited Kyoto, bro?
B: Well, many times.
A: Wow, I’m jealous, man!
でいいじゃないか!
てことです。
ウーンウーン唸って指折って数えたりしないで。
科学的にね多分ですけど、ただでさえ数字が苦手な人は、パニック状態になっちゃうんですよきっと。
Many times.
って言いながらニヤリとしたり、ウインクでもしたほうがよっぽど気が利いてる。
反対にそれほど多くなかったら
Not that many tho…
とかね。いつも言ってるように、表情やトーンがコントロールできるフレーズを身につけるには、こういったよくある定番/鉄板のリアクションで数こなしていくのが最良の方法だと思うよ〜
それで余裕が出てきたところで、数を言ってもいいんだし。
B: Well, not that many actually. Three times?
A: Okay, still cool man.
Yoshi