ワンポイントレッスン “too” or “so”?
もうおわかりのように、このブログは主に、皆さんがお家で一人でお勉強するときに役に立つ内容を中心に書いている。
数年前ブログをやっていた時は、ワンポイントレッスン的なことをずっとやっていたんだけどね。
そんなのって誰でも(て訳でもないが)書けるし、今回は方向性を変えたんですよ。ついでにキャラも変えました。スクールやってますからね、それはそれは凄くいい人感出して、穏やか〜な、癒し系の感じでやっていたわけですが…
今回はもうフランクにいこうと
多少荒っぽくてもホンネでいこうと
本当は物静かな穏やかなあんちゃんなんですけどね
ロックスターですからね
今年はコロナで、年5回のUKツアーも、夏フェスも、恒例のヨーロッパツアーもできず、もほぼ開店休業だけど…
それでも動画配信で新たなファンを地道に獲得しております。この期間、フランスとポーランドで特に増えた。ツアーしてえなあ…
はっきり言って、ヒマだからこのブログ書いてられるというのもある。
結局なかなかワンポイントレッスンにいかないじゃないか…
確かに…
さて
ワンポイントレッスン的なものも毎回散りばめてはいるんだけど、たまには実際にあった生徒さん達からの質問などをベースに”丁寧に”やっていきましょうかね。
先日レッスン時の最初の挨拶で
Yoshi : Heeey, how are you doing, M?
Student: Too tired…
というやりとりがあったので、
レッスンに入ってから、「Too tired… も悪くないけど、So tired… との違いはわかってるかな?」と聞いてみて、はっきりしないということだったので、その話をしました。
So tired.
であれば、とにかくすごく疲れてる、という事実本体を語っていて、特に含みはない。一方、
Too tired.
となると、なんか含みがある。それにまつわる何かを言いたいような感じ。
tired というちょいネガティヴな形容詞にくっつくと漢字が掴みにくいかもしれないね。では
So sweet. と Too sweet. で比べてみよう。例えば完熟マンゴーとかを試食して
So sweet!
という気持ちは、「わぁ!甘ーい、美味しい〜!!」
です。諸手を挙げて嬉しいのです。
一方
Too sweet.
そのココロは「いくら完熟ったって、こりゃ甘すぎかな。ここまで甘いとちょっとくどくない??」
って感じです。なんかわかってきましたね。Too ってのはこういう時ネガティヴな含みが入るんですよね。
tired のようにもともとネガティヴな形容詞の時は so をつけてもネガティヴなため、わかりにくかったというわけでしょう。
「too ~ to ~」 という構文があるよね。あれも「〜すぎて〜できない」というネガティヴな内容を言いたい時に使うでしょ。
とはいえ、考えてひねり出すより、とにかく瞬時に反応することが大事。so も too もどっちだって通じる。
上級者はカッコよく使い分けて下さい〜♪
Yoshi