コロナ禍の英国入国準備
コロナ禍の渡英にあたり、当然、これまでとは全く違う調査、準備が必要になる
ある意味「エイヤっ」と決めてしまったので、とにかく、改めて必要な正しい情報を手に入れねばならない。11月23日に入国となったので、2ヶ月前くらいからいろいろと動いた。状況は日々変わるので、その監視が日課になった
日本でも外務省や厚生労働省のHP上の情報はあるものの、はっきり言って使えない。情報更新が遅く、やる気がなさすぎる。また例のお役所文体で、何を言ってるか要領を得ない。なので、イギリス本国の情報にアクセスして情報を得るのが間違いない(政府とかメディアとか)
つまり、英国留学を考えているなど、この時点でそこそこ英語ができなければ終わっちゃうんだけど、もしこれを見ている人で、業者とか通さないでなんとかしたい、という場合は先人のワタクシに相談していいよ
Feel free to ask me!
である。ちなみにいきなり特別サービスのレッスンになるが
Feel free to 〜 は Don’t hesitate to 〜 としてもよい。Feel free の方が自分的にはややカジュアルに聞こえるが、大差はない
さて
当時、とにかく必須だったのは
英国政府が求める Locator Form というものへの入力。これは、日程、宿泊先など旅程の入力である。これは出発空港でチェックされ、これが完了していないと飛行機に乗れない。オンラインでやるので大変ではない。うちのバンドのメンバーはイラつくほど呑気なので、案の定これをせずに羽田に来たようだが、カウンターで優しいJALの係員の方に手伝ってもらってその場で入力していた。落ちこぼれも見捨てない日本の素晴らしい文化がここにもある、と思った
もう一つ重要なのは、ワクチンを2回打っていることの証明書。コピーでいいのだが、正式な証明書が必要であり、当時は自分の市区町村に郵便で申請して、紙で返送されてくる、という状態だったので、かなり早めにやる必要があった。正直、自分の区役所から送られてきた、その住民票のような紙を英国に持っていって、本当に大丈夫なんだろうか?と最後まで不安であった。そして、コピーでいいとは言われているものの、怖いので、原本も持っていった
あと、入国後に受ける検査の予約。これをオンラインで予約しておき、その予約証明(QRコード)が必要である。こちらは出国時に必要というわけではないが、情報がはっきりせず、どうなるのか不明だったので、しっかり予約しておいた
渡英日が近づき、英国の感染者数は減ることなどなく、5万人を超え、不安ばかりが募っていった。外務省のページではあいかわらず
英国 渡航中止勧告
である。しかし、JALからはいつも通りの出発便の案内が来るし。英国的にも、日本人はとにかく前述の手続きだけで入国できる、という情報のままだ。本当ですか〜??という気持ちは常にある…。そして、もう一つ気になる、帰国後の隔離の方法、日数なども変化はなく、14日の隔離、ただし、10日目に検査を受けて陰性ならば、その翌日から免除、というものだ。状況は良くも悪くもならず
そして、ついにフライトの日が来た
tbc x
* これはオミクロンが特定される以前の話で、入出国に関する制限は当時のものです。