語学留学先選び「日本人が少ない語学学校」
うちのスクールは語学留学する(した)人の割合が高い気がする。
吉祥寺という土地柄もあるかもしれない(具体的な根拠はなく、なんとなく)。
最初から「語学留学に行きたい!」というので準備をしたい、という方もいるし、スクールに通っているうちに、行きたくなってしまった方もいる。
語学留学に行く前に、日本で少しスクールに通ってウォーミングアップするのはいい考えである。
語学留学は期間が限られている。なので、日程を効率よく過ごしたい。そのためには、ビギナーでいくより中級くらいで行ったほうが伸びる。
ビギナーで行っても伸びるし、どっちでも楽しいのは変わりないが、少し話せるくらいの方がやはり楽しいだろう。
さて、行き先だが
最初から「ココ!」と決めている方もいれば、「どこがいいですかね?YOSHIさんのオススメは?」という方もいる。
お勧めする場所はその人の趣味によって異なるが、
「日本人ばかり」
「日本人と韓国人ばかり」
というスクールは少なくないので、注意が必要だ。「いや、そのほうがいい」という人はいいですけどね。
なぜそうなるか、というと、「留学エージェント」というものが大きく関わっている。
日本のエージェントを通している語学学校は日本人が多くなるに決まっている。語学留学には結構お金がかかるので、学校も日本や韓国などお金をいっぱい払ってくれる人々が好きだ。
素人が日本人のほとんどいないような語学学校を探すのは、ネット上ではほぼ不可能だ。
自分は十数年前から情報を足で稼いだ。街を歩き回り、小さな語学学校を発見しては飛び込みで話を聞き、日本人がくる頻度などを聞き回った。
ネットでやるしかないならば、「ホームページに日本語のページのない学校」を探す。
しかし、これは素人には「日本語がないとわからない😢」という結果になる。
十数年前に日本人など1人しか来たことがない、と言っていたスクールばかりのある街では今、語学学校は日本人だらけである。国がそういう方針にしたり、どっかが大儲けしたら、一気にそうなる。
残念ながら、「語学学校に日本人が少ない街」は絶滅寸前であるが、そんな街にもまだいくつかはある。ただし、繰り返すけど、素人は発見できない。
多すぎるのは困るけど、まあ、ある程度我慢して、街の雰囲気や、趣味、あるいは予算などに合わせて選ぶ時代になっているのではないか。営業妨害になるので、「多すぎる」場所はスクールの生徒さんにこっそり教えるだけだ。
大体みんな天気のいいところに行きたがるから、アイルランドなどなら日本人は少ない傾向はある。ダブリンとかいい街だ。
アイルランド、と聞いて、半端な知識しか持っていない場合
「訛ってるのでは?」
と心配する人がいる。
語学学校だからね、先生は訛っていないです。バカにしすぎ。
それに、ダブリンの学校で教えてる先生がみんなアイリッシュって発想は安易ぎる(それなら逆に行きたい)。
大都市に関しては、東京を考えてみればわかるでしょう。
一方、フィジーとかセブとかだと、まあアクセントのある人はいますよ。田舎だからね。
天気がどうでもいいなら、自分のおすすめはダブリン
天気で選ぶなら、サンディエゴ、マルタ(春秋)、お金があればパース、ポートダグラス、などのオーストラリアの熱帯地方とか
絶対アメリカ!という人はボストン、サンフランシスコ、お金があればNYC、やはりアメリカ!という雰囲気は気分がいい
絶対UKという人がいるかはわからないけど、お金があればロンドン、あとはスコットランドのエディンバラ、グラスゴーなど風情よし、他はちょっと退屈かも。天気は全て悪い
自分はちょっと変わってる、という自覚があるなら、オレゴン州ポートランドとかもサブカルが面白くていい(今は多少治安が心配)
その他メジャーどころだと、マイアミ、シカゴ、シドニー、メルボルン、ニュージーランドの各都市、バンクーバー、トロントなどなどだが、これらにはそれぞれに色んな意味で多少の難あり、合う人にはいいかもだがね、というのが自分の意見
視察に行ったのを思い出していたら、羨ましくなってきた。もうここ数年は音楽の仕事先であるUKとアイルランドしか行っていないんだ
YOSHI