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Eddie Van Halen has died. 現在完了形使うと「らしくなる!」

朝起きて、旅先ながらいつものように走りまして、お風呂入って、ふぅ、と一息ついて、さてBBCのニュース記事でも見ようかね、などと思い、ブラウザを立ち上げたら

Eddie Van Halen has died at 65.

という記事が目に入ったわけです。すぐ7:00になったので、テレビをつけて(自宅にはTVないんですけど、出張中でビジネスホテルにいた)NHKでも、

エディ・ヴァン・ヘイレンさん死去

なんてやってるわけです。え?確かに彼は欧米では知らん人はいないような有名ロックギタリストだけど、日本でそんな?違和感〜。日本人って未だに年寄りは演歌、ガキはわけわからんポップスという文化だからねえ。これを報道しなければ海外にまた馬鹿にされる!と思ったのかもね。

しかし、その後JR車内ニュースなどでもやっていた。あ、これはTV局にしても他のメディアにしても、プロデューサーとか部長さんとか偉い人たちが70〜80年代ロック好き世代なんだな!と腑に落ちたね、絶対そうだ!

さて

ロックのみならず音楽界に素晴らしい功績を残した彼ですが、さらにもうひとつここで我々の役に立ってもらいましょう。誰かが亡くなった時に使う表現をこの機会に覚えましょう。

Eddie Van Halen has died. これが基本です。

現在完了ですね。そうなんです。現在完了を使うんです。理由?は「そういうもんです!」と突然ネイティブ的な態度にならざるを得ない。理由はあると言えばあるんだけどね。今日は時間がないので。また今度ね。

また、

Eddie Van Halen dies.

でもいい。現在形ですね。ニュースではこの2つ両方使われるね。

日本人からすると「死んだ」とくれば過去形にしたいところだけどね、間違ってもいないけど使わない。でもまあ、ただ会話のときはそれでもいい。どうせ
Eddie Van Halen’s died. のhasが縮まった “s”なんて聞こえなくたってたいして変わらないんだから。ただ、このhasの縮まった”s”というのは聞こえるとカッコいい。特に歌詞で出てくるときはいいアクセントになって曲が締まって聞こえるんだよね。まあ英語で歌いたい人は気をつけるとずいぶん変わるよ〜。

今回は触れないけど die の代わりに pass away も死去を表します、でもね今回のような場合はdieの方がしっくりくるのではないかな。

彼は、ずいぶん前に舌がんを患って、最後は咽頭がんだった記憶があるけど、それもくっつけたらどう言えば良いか。まず死因については

Eddie Van Halen has died of cancer.

というのが普通かな。この言い方は直接の死因という感じになる。of を from に変えると、結果肺炎で亡くなったけど、元々の持病がそれだった的な感じに聞こえる(自分は)。それもよくある。でも医学的なことはわからないので、of も from もはっきり言って大差ないと思う。ただ、of がメジャーなんだからそっちを覚えたらいいと思いますよ〜

享年も一緒につけちゃえば

Eddie Van Halen has died of cancer at 65.

享年は違う言い方もあるから

Eddie Van Halen dies of cancer aged 65.

なんて言い方もできるね。

結構長い闘病の末に亡くなられたので、ちょっと見てみたら

Eddie Van Halen has died of cancer at 65 after cancer battle.

なんて書いている記事もあるね。聞こえ方が切ないですが、回復したり、転移してまた入院したりとか、つまりそう聞こえる効果が出ているということ。

たくさん勉強になりましたね。

中学〜大学生くらいまで、自分のお手本のギタリストの一人でした。ミュージシャンになれた恩人でもある。そして、逝ったその日に最後にもうひと仕事してもらってしまった。

Thank you very much Eddie. R.I.P.

Yoshi